[次回予告]あすならないバンド道 第2話

「俺が君のために作ったラヴソングは,盗作だったんだ…」



その頃,俺はリア充だった。


はじめてできた彼女は,学校でもかなり人気のあったカワイコちゃん。
一方の俺は,これでもかというくらいに冴えない男子生徒だった。

どうすれば,君に似合う男になれるか…。


その答はギターが持っていた。


「作詞も作曲もできない。それでも俺は,君に歌で愛を伝えたかった」



次回,あすならないバンド道,第2話。「ラヴソングは盗作」。お楽しみに。
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[連載]あすならないバンド道 #1 「あすなろう,犬山に」

ペペンペンペンペンペンペペーン

「ん~。もっと良いリズムないかなー」

これ見よがしなセリフを吐きながら,犬山(仮名)はアンプラグドなエレキギターをペンペン弾いた。エレキギターを弾く犬山は最高に格好良く見えた。友達たちも,犬山をキラキラした目で見ていた。ピーズのデブジャージそのものな犬山ですら最高に格好良くさせるエレキギターとやら…。欲しい。俺も犬山みたいに格好良くなりたい。エレキギターが欲しい!俺もエレキギターを弾きながら,何かそれらしい事をこれ見よがしに言ってみたい!

キース・リチャーズに憧れてギターを始めた?ジミー・ペイジだ?ジェフ・ベックだ?挙句エリック・クラプトンだと?パンクがどうした。グランジだのオルタナティヴ・ロックだの,そんなもんヘソが茶を沸かすぜ。俺は犬山の真似をしたくてギターを始めたのさ。実際,あの時の犬山ほどに格好良いギタリストなんて,見たことが無いくらいだ。

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