心理学的援助へのアクセスビリティ ~姉歯インCP~

さっき書いた内容がうpする際に消えましたorz
しかしなんか寝付きが悪そうなので,もっかい書きます。

さて。姉歯さん。証人喚問の時のズラはなかなかうまい具合にセットされてましたね。いつもより多めに,もしくは巧みに「隠蔽」しようという態度の表れなんでしょうか。とりあえずズラを脱いでもらわないと,話を聴く気になりません。「それでは…」とおもむろに髪の毛型帽子を脱ぐのであれば,こちらも座り直して話を聴こうかという気になりますがね。

さぁ,ボンクラな前置きはこれくらいにしてと。今日は心理学的援助へのアクセスビリティの話をしようと思っていました。しかし…心理学的援助のそもそもの利用率に関する詳細な統計データが手に入っていないので,なんとも書きようのないことに気づきました。精神科受診率じゃなくて,なんだけど。ちゃんと下調べしとかなきゃなぁorz

まぁこのまま終えるのも不全感バリバリなので,一応電波を飛ばしておきますか。

とりあえず書こうと思っていた事は,心理学的援助を誰もが日常的に受けられるような国は気持ちが悪いけれど,潜在的な被援助可能性を持つ者が,適切な援助にたどり着けるような状況を作っていく,なんてことは広義での予防的介入と呼べるんじゃないか,なんつう事です。

注:このエントリは全編自戒の念から書かれています。

例えば広汎性発達障害の児童が居るとする。その親御さんはその児童の状態について何の知識も持っておらず,当然何処に相談すれば良いのかも分からない。さらに地域の特質(奇子的なね)なんかもありつつ,親御さん自身への圧力もあったりして。んで結局何の援助も受けることなく,その児童が普通学級でいじめられ,二次障害的な問題が起こってしまうとか。

この場合に,親御さんがその責めを負うべきかというと,そんなことはない。だってただ「知らなかった」のだから。「知らない」事についてどうこうすることはできませんからね。さらに地域全体で「知らなかった」わけだから,そもそも責めを負うべき者など存在しない。しかし,その児童の現状を,ただ「知らなかった」という原因に帰してしまうだけでは哀しい。だって人間は「知る」ことができるのだから。

その意味で,CPは地域への啓蒙活動とか,心理学的援助の実態なんぞを発信していくの吉なのかなと。まぁそれで全てが解決するわけはありませんがね。しかし,潜在的な被援助可能性を持っている者のうち,僅かでも適切な援助を受けられるようになる者が増えるのであれば,それには価値があると思います。これは何も発達障害に限らない。当然。

被援助可能性を持つ者の周囲には,家族のような近しい人間が居るかもしれない。そして周囲の人間にも仕事や余暇がある。さらには,その援助を周囲の人間だけが請け負うような状況は,身体的・肉体的にも大きな負担となりうる。そのような状況において,潜在的な被援助可能性を持つ者に対して「適切な」援助が行われた場合,当人についてはもちろん,周囲の人間の社会的活動やメンタルヘルスに関しても,公衆衛生上ベネフィティカルなのではないかと思います。「適切な」という但し書きしかできない自分の無力はとりあえず置いておくとして,ね。


はじめの一歩に繋ぐってのは,実は結構重要なんじゃないかな。


そのためには,このような問題はどこに相談すれば良いかとか,CPの所に相談に行ったらどんな援助が受けられるのか,なんて事についての社会に対するアカウンタビリティを積極的に果たしていく必要がある。ただ面接室でパッシブに相手を待ってるだけが能じゃありません。

しかし,ねぇ…


他の国がどうかまでは詳しく知りませんが,少なくともこの国のCP制度には,標準化されたカリキュラム・プログラムが無い。だから,同じCPとは言えど,受けられる援助は内容も質も様々でしょう。さらに,アメリカのように大学院在籍中に不適格者をふるいにかけるなんて言うシステムもありませんから,能力的にも分散が大きいのでしょう。このような状況は,「CPは~する人です!」というような専門性の確立を妨げるものであると思います。アカウンダビリティを果たすためには,まずはちゃんとした専門性の確立が不可欠でしょう。ここらへんは下山晴彦氏が口酸っぱく言ってることなんでしょう。

援助職も,社会からの信用が無ければ仕事になりません。金を払って援助を受けに来ている以上,基本的には「良くなって」当たり前なんだと思います。まぁ「良くなる」の定義はこれでもかと言うほど難しいとはおもいますが。そんな中で,適当なCPが適当な仕事をして,評判を落とす。そのことはCP全体へと波及します。当然。そのような例は一級建築士における姉歯氏に求めることが可能です。ある肩書きを持った者の信用が失墜することは,その肩書き自体の信用の失墜をも意味する。そんな事になっちゃあ,おまんま食い上げ。結果心理学的援助へのアクセスビリティはだだ下がり。潜在的な被援助可能性も埋もれっぱなし。それでホントに本懐ですのんか?偉い人。

頼むから,責任を持って教育・訓練できる人数だけを養成して下さい。あなた方は本当にこの仕事を守る気があるのですか?偉い人。

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。