これで人肌もバッチリだって?そんなバカな事が

今日は自分が如何に幼児的万能感に支配されていて,食べると腹の中で暴れ竜が七転八倒するって経験を何度もしているにも拘わらず,担々麺を注文してしまうか,とかそういった話をしようと思っていたのだ。


それはそれで面白げな話だったのだが,俺様のvisuo-tactileアラームを鳴らすニュースを見てしまったので,それについて書くことにした。
 

脳:明暗の分布で質感 NTT研究所、物の質感とらえる仕組み解明


題名を読んだだけで,ぐぐぐ,ぐぐぐぐぐ,ぐぐぐいんぐいんぐいぐいんと,visuo-tactile好奇心がエレクトした。昨日付け電子版Natureにて発表されてるので,即PDFゲト。


I.Motoyoshi, S.Nishida, L.Sharan & E.H.Adelson (2007).Image statistics and the perception of surface qualities.

引用適当なのは許してね(はぁと
で,読んだ。


時事通信の方が見出しが正確だった。


光沢や透明、見分ける仕組み解明=CGの質感向上に期待-NTTなど

あくまでそれくらい限定的な知見です。

 
物の表面のイメージは,表面の幾何と,それを照らす光によって立ち上がってくるもんだ。要するに,デコボコに光が当たることによって,我々はそこにデコボコがあるという事が分かる。そんな感じ。そのデコボコをもっと細かくして光を当ててみると,もうデコボコというよりもむしろ表面の粗さとか,光沢とか,そういった感じが認識される。光沢ってのは,なるほど表面のイメージだな。

表面の構造と,光学的流動によって視知覚が実現される。ギブソン先生,あなたはどこまでも正しい。

以下毎日新聞から引用

 同研究所の本吉勇・研究主任らは、物の表面に凹凸があり、明るさや光沢が異なるさまざまな画像で明暗の分布を調べた。すると、光沢が強く全体に暗い画像では、明暗の分布を示すグラフが明るい側に広がっていることが分かった。逆に分布の広がりが小さい場合には、光沢を感じにくくなる。網膜や脳内の視覚神経組織には、それぞれ明るい点や暗い点に反応する2種類の神経細胞(ニューロン)がある。研究チームは、これらの反応の強さのバランスによって、質感を知覚できるとみている。
 本吉さんは「人間が質感を感じ取る仕組みは、意外に簡単だと分かった。この仕組みを応用すれば、低コストかつ高速で画像や映像の質感を変えられる」と話している。




ついでに時事通信からも。

人間が金属の光沢やゼリーの透明さといった物の質感を簡単に見分けられるのは、脳や目の網膜の神経細胞が明暗分布のゆがみを感じているからだと分かった。




ケケケ,分からないときに二次ソースに頼るなんざ,研究者の風上にもおけないクソ野郎だぜ。てかまぁちゃんと本文も読んだんだけどね。


要するに,明暗の分布をいじると,表面の光沢の印象やら明るさの印象やらうまい具合にくっついてくるんだとさ。明暗の分布ってのは,輝度の分布の歪度の事なんだってさ。輝度ってのは発光面の明るさを量的に示す指標だそうだ。


ギブソン先生,どうやら光沢の知覚において利用される不変項が明らかになったみたいですぜ。その名も輝度の分布の歪度(ヤヤコシ)。…。言ったそばから自信ないYO…。だけど,動物の知覚は複雑な計算を要さない,もっとシンプルなものなんだと,その言葉はあながち間違いじゃないみたい。


しかし,素人的には輝度と明るさの違いがようワカラン。発光してる面の明るさを指標化したのが輝度でしょ?じゃあそれを操作したらさぁ,明るさの評定も当然それに伴って変動するんじゃねーの?その脳みそ考察って合ってんの?



まぁワカランのでこれくらいにしておくか。あんまり深追いするとバカがバレちまう。親バレしてまずいような事は一つもないのだが,とにかくバカバレはしたくないのだ。


それは良いとして,これが応用されたら,CGにおける人肌表現なんかも進歩するかもしれないそうだ。それはもう,是非やってみて欲しい。そして質感と感性の繋がりってところまでバッキバキに言及して欲しい。

人肌を見て,あぁ柔肌だなぁとか,触れると心地よさそうだなぁとか,そういったことにまで影響する技術が生み出されたら,それはスゴイ。触感覚は実在性を担保する感覚だって言われてたりするのね。見える物が存在するとは限らないけど,触れられる物は存在するだろうっつって。

実際CGを触ることはできないのだけど,視覚的に質感を知覚する事を考える場合,そんな技術があったらいろいろスゴイ。っていうかエロい。

そうか,人間は自分で自分の脳みそを騙すんだな。そこに存在しないものを,さも存在するかのように見せかけて,騙して金とリアリティをむしり取るんだ。誰かお伊勢さんにでもいってリアルを見つけてきてくれよ!






それにしても,腹が熱くて苦しい。担々麺は,この不快な内臓感覚を通じて,その実在性をアッピールしてきやがる。まぁ,担々麺ふぜいにこんなにアピールされる覚えはないなどと,言えた身分でもないが。

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