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ローカルだローカルだソーカルだ! : 2008.03.19[Wed]
件のローカル国際学会(語義矛盾)。まだポスター作ってません。
どうすんだよw しょうがないので今日明日で頑張りますか。 で,今日はアメリカン・ハードコアの本が素晴らしすぎたので紹介する事に。 アメリカン・ハードコア (Garageland Jam Books) 横島智子 ![]() こないだ日本でも公開された映画「AMERICAN HARDCORE」の原作本っていう位置づけらしい。むちゃくちゃ分厚くて,しかも二段組みの大著です。読み応えありすぎだバーロー。 とりあえずBlack Flagのとこまで読んだ。おんもしろかった。映画でも当然Black Flagは大きく取り上げられていたけれど,こっちはさらに詳しい。当時のSSTの状況なんて,なんでそこまでしてそれをやるんだ?って思うほど,凄まじいDIY(集団貧乏)ぶりだったようで。スゲー。 著者の言葉がグッと来ました。うろ覚えですが,曰く, ハードコアは出てきた当時全くオリジナルな音楽だったわけだけど,それを皆が真似る内に古くさい様式的な音楽に成り下がってしまった。 今ハードコアをやってる奴らは,例えば今日まで居続けるブルースマンのように,決まったコード進行,決まったリズムパターンを繰り返すだけだけど,当人達は新しいことをやっているつもりで居る。 ハードコアは当時の文脈の中にあってこそ革新的だったのであって,今ハードコアをやってる連中には,自分達の音楽をやれよ!と言いたい。 気難しいちょいウザオヤジの風情を漂わせながらも,音楽によるオリジナルな表現ってものを真摯に考える事を促す,まさに金言ですね。真似るなら,その革新性を真似ろと。まぁそんな事までは書いてありませんけどね。 模倣は創造的行為の基本ですし,とてもポジティブな営みなのは確かなんですけど,元々の「型」には意味があるわけで,その意味も考えず,見た目だけ真似ておしまいってんじゃあ,本質は失われていくし,形骸化形骸化形骸化形骸化形骸化。 なんか形骸化って並べて書くと,骨がゴロゴロうち捨てられてるように見えるなぁ,ってのは僕の心的現実に過ぎないのだけれど,形骸化した営みが如何に無益な屍を積み重ねていくかっていうのは,ほんとにそう思う。形骸化したプラットフォームなんて,安全すぎて死にそうになるっていう。 ちなみにイアンマッケイの言う,新しい試みというのは何千人何万人を前にして誕生するものではなく,せいぜい10人そこらの前で誕生するものだって話には激同。そういうのは,当然ながらローカルな存在に成らざるを得ないし,またそういう立場に居るからこそ,できることってのもあるんだから。まさにOut of Step。イアンマッケイは「Minor Threatの全てのリリックに自信がある」と豪語していたけれど,いやほんと,すごくグッとくるフレーズが沢山ありますね。 だからまぁ,真似るなら意味を。本質を。思想を突き詰める事を。美学を掲げる事を。ロマンを追いかける事を。ローカルであろうとすることを。そして何より,そのための努力を厭わないという事を。 しかしこんな事を書く僕は,結局何一つ形として残せていない半端者なわけですから,そう思うと口だけ大将の風情がフガフガ漂ってきますね。とても居心地悪い気持ちになってきました。 ってことで,さぁ,ポスターを作ろうか。 アメリカン・ハードコア ドキュメンタリー映画, ポール・ラックマン ![]() トラックバックアドレス // トラックバック
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