神経科学+擬人化(美少女)の可能性

風邪が随分良くなってきた。

風邪なんてもんは,一日寝れば治るもんだと思っていた。そして実際,これまではそうだった。しかし今回は丸一週間かかって,ようやく病み上がり状態にこぎ着けたという具合。ん~,体力が落ちているのだろうか。キツイ風邪だったのだろうか。なにぶん久しぶりの風邪だったので,良く分からん。


風邪も復調したこの良き日に,神経心理の論文部にて,純粋失書のケースを報告した。この準備が非常に楽しく,国内の失書論文のアブストを手当たり次第読みまくってしまう。神がかったサイトも発見。

チクショウ…検査でお会いする前にこれを知っておれば…あぁ忌々しきこの勉強不足…と本当に思った。掘れば掘るほど分からなくなっていくような,素敵な世界じゃあありませんか。非常にマニアック。いま思えば行動観察も甘く,工夫も足りんかった。学会発表すれば,と有難いお言葉を頂くが,これはちょっとそういうレベルには達していないなぁと思う。しかし,認知的構えの転換がうまくいかない事が,この失書に影響を及ぼしているかもしれない,というような議論になったりして,それは大変面白かった。そういう論文はあるんかしら。

とはいえ,今後まだ同じような病態の方とお会いできるかは分からん。それくらいに,失書という症状の背景は様々有りすぎる。書字という行為が,いかに複雑なプロセスを経ているかを思い知る。細やかな観察と共に,概念が必要だ。それ無しには手も足も出ない。

なお,この本は本当に良い本だと思う。


426000493X神経文字学―読み書きの神経科学
岩田 誠 河村 満
医学書院 2007-10

by G-Tools



近い将来的には,やっぱりこっちの方向もやっていきたいと思う。紀要に認知実験論文載せて,今度は神経心理?ってかロールシャッハじゃねぇの?みたいな感じもするのだけれど,本人としては全部同じ事のつもりだったりして。


あと,神経心理のモデルはどういう形が分かりやすいかという話で,ある人は局在に対応させた図式化が良いと言い,ある人は機能だけを抜き出した図式が良いと言い,という情勢なのだそうだ。俺としては,やっぱり頭の中の小人さんモデルが一番分かりやすい。擬人化するとしたら,やっぱ美少女だろうか。前頭葉は社長さん,なんていう本があるが,前頭葉は学級委員長(メガネ娘)みたいな設定も楽しいような気がする。割とキャラ立ちしそうな部位もあるように思うが,どうだろうか。

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